山口先生

氏名
山口 学
修習期
66期
入社年月
2014年1月

成長ステップ

入社~1年
基本的に代表弁護士と相談に対応し、書面作成についてはチェックしてもらいながら、進めていきました。
他方で、国選弁護事件などは基本的に1人で対応します。初回接見から判決までの間、経験のない中でも、被疑者被告人の方のために最大限の活動を尽くし、成長することもあります。
1年~2年
基本的に1年目の延長のところもありましたが、2年目になりますと、経験する事件類型も増え、弁護士としての経験の幅も広がりつつありました。
また、刑事国選弁護事件以外にも、破産事件など、1人で対応する事件も少しずつではありますが増えてきた時期です。
3年~5年
後輩弁護士が入所し、先輩として指導する立場になりました。
指導する側にたって、気づく面もあると共に、弁護士が増えることによって、チームで業務にあたり、より依頼者のための活動ができているという実感をもちました。
5年~
受任から任務終了まで、基本的に1人で対応することが増えてきました。
また大型案件や困難案件を任されることも出てきて、責任の重さを感じると共に、より弁護士としての成長ができた時期でもあります。

学べたことや今後に生かしたいこと

様々な事件を経験する中で、経験値があがり、応用力が学べたと思います。
事務所では、パラリーガルの方々が活躍されております。パラリーガルの方々との分業や連携を意識し、より効率的な仕事の仕方について考えていきたいと思います。

上司・先輩からの指導はいかがでしたか?

弁護士の仕事は、書面を作成することが極めて多いですが、入所当初は、私の作成した書面のほぼすべてを、代表弁護士がチェックして頂きました。その過程で、文書作成の留意点など学び取ることができました。

求職者へのメッセージ

弁護士の仕事において、机上で学んできた法的知識はもちろん重要ですが、実際に経験する中で学んでいくこともあります。事務所では、様々な事件や様々な方々に接することができます。当事務所は、仕事をしていく中で、弁護士としての得意分野や仕事のスタイルなどを確立できる場であると思います。

とある1日の流れ

9:00
朝礼(代表弁護士の言葉、「職場の教養」輪読、「セブンアクト」斉唱)
10:00
裁判所(口頭弁論期日)
11:00
依頼者へ訴訟期日報告の電話、報告書作成
12:00
昼食
13:00
依頼者の方との打ち合わせ
14:00
依頼者の方との打ち合わせ
15:00
裁判所(弁論準備手続期日)
16:00
依頼者へ訴訟期日報告の電話、報告書作成
17:00
依頼者の方との打ち合わせ
19:00
警察署へ接見
20:00
書面作成、リサーチ
21:00
帰宅
弁護士を目指した理由
法律を使う仕事をしていきたいと考えていたからです。
事務所の魅力と雰囲気
弁護士、スタッフが協力してチームで事件に取り組んでいます。立場を問わずに意見を述べ、互いに相談しやすい環境でもあると思います。
全スタッフ「助け合い」の精神をもっています。
事務所を選んだ理由
数ある法律事務所の中で、様々な案件を経験できると思ったからです。
現にそれが実現できています。
入所後に特に成長できたと感じるところ
分野を絞らず、様々な案件を経験することによって、弁護士としての幅が広がったと思います。また、事務所業務以外にも、弁護士会活動など幅広い活動をすることができ、そこから学ぶことも多々あります。
現在の仕事内容
事務所は多種多様な事件がありますが、私はその中でも、訴訟、調停等の裁判所での紛争解決業務が多い印象です。
その他、刑事事件は常に一定数しています。
日々の仕事で大切にしていること
依頼者の方々との説明、対話、意見交換。 依頼者の方々に、時間をかけ、言葉を尽くし説明し、納得してもらえることを大切にしています。
入社前後で感じたギャップはありますか?
特にありません。
個人としての今後の目標
専門性の深化。
建築紛争などの専門訴訟と呼ばれる分野の力をより伸ばしていきたいと思います。
好きな休日の過ごし方
弁護士は24時間弁護士ですので、事件が頭から離れることはありません。その意味で、本当の意味での休日は弁護士にはないと思っています。
それでも長期の旅行など、日常経験できない時間を過ごすことで、少しばかりのリラックスになります。
趣味・特技
旅行することです。
鹿児島で弁護士として魅力&鹿児島の好きなところ
鹿児島は都市部ほど弁護士の専門特化が進んでいませんので、様々な分野を経験することを通じて、自分の得意分野を見つけることができると思います。
こんな人と一緒に働きたい
紛争解決に最後まで責任をもって対処できる人に入所してほしいと思います。
その心意気があれば、今の能力に関係なく、必ず成長し、飛躍することができると思います。
修習生へのメッセージをどうぞ!
修習時代にしかできないことたくさんありますし、修習時代は二度と体験することもできません。1日1日を大切に過ごすことが、将来の糧になると思います。